1/6 相続・遺言相談事例57

Q:ひとりでも相続放棄は可能ですか?(和歌山)

和歌山市内の実家に住む父が亡くなりました。相続人である母と姉と私で相続手続きを進めるため、現在は生前父の所有していた財産と負債の整理をしています。父は和歌山にいくつか不動産を所有しておりましたが、なかには負債もあったようです。私は早くに和歌山の実家から離れ疎遠にしていたため、なかなか話し合いを行うことが難しいと感じております。そのため、これからの手続きを考えるといろいろと大変そうなので相続放棄をしようかと検討しております。相続放棄は一人でもできるものなのでしょうか?(和歌山)

A:おひとりでも相続放棄はできます。

相続放棄は一人ひとりの相続人がそれぞれで行うことが出来ます。相続放棄を行う場合は、被相続人の最後の住所を管轄する家庭裁判所に申述書を出す必要があります。ご相談者様の場合は、和歌山市の家庭裁判所になります。また、相続放棄には期限があり、相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内に申述しなくてはなりません。相続放棄は一度手続きをすると、撤回することができなくなります。被相続人に負債があり、財産を整理し最終的に手元に残るプラスの財産の方が多いということがわかったとしても、あとから「やっぱり相続します」ということはできません。ですので、相続放棄をする場合には慎重に手続きをすすめましょう。

被相続人の財産調査や相続放棄の手続きのやり方についてご不明な点がおありの方、また被相続人と離れた場所にお住まいの方でやり取りを考えると手続きに負担に感じる方も多いと思います。そういった場合は専門家に依頼して解決するという手段もあります。相続手続きについて煩わしさや不安があるようでしたらぜひご検討いただければと思います。

和歌山にお住いの方で相続放棄についてご検討、またはお困りの方は和歌山相続遺言まちかど相談室までご相談ください。和歌山相続遺言まちかど相談室は相続手続きにおけるプロです。相続放棄に関する煩雑な手続きもひとつひとつ丁寧にご対応させていただきます。初回は無料で相談をお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。

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